２０２３年日本レコード大賞はMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」の輝いた。
日本レコード大賞は、１９５９年（昭和３４）年１２月２７日に第一回が開催された。
今回の受賞は第６５回目となる。
Mrs,GREEN APPLEは国内で最も再生されたアーティストで１位、LINE MUSIC・APPLE MUSIｃの今年最も聴かれたアーテイストとしても１位に輝いている。
「ケセラセラ」は、Mrs.GREEN APPLEの７作目の配信限定シングルで、作詞作曲はボーカル＆ギターを担当している大森元貴による作品である。
本楽曲は朝日放送テレビドラマ「日曜の夜ぐらいは・・・」主題歌になっている。
「ケセラセラ」はスペイン語で「なるようになるさ」という意味である。
この記事では、「ケセラセラ」の歌詞の意味を読み取り、その歌詞の心身に与える効果につ紹介する。
「ケセラセラ」の歌詞を紹介！作詞者大森の想いは？
2023年日本レコード大賞Mrs,GREEN APPLEの「ケセラセラ」の歌詞の意味と効果
202３年日本レコード大賞にMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」が輝いた。
このタイトルの「ケセラセラ」とは、一体何なのだろうか。どんな意味を持っているのだろうか？
と思った人はすくなくないのではないだろうか。
今の若者初めて耳にした方も多いかもしれない。しかし、中高年の方なら、なんかどこかで聞いたことがあるような気はしないだりうか。
または、はっきりと記憶にある方もおられよう。
アメリカ映画「知りすぎた男」ヒッチコック監督の主題歌で日本では歌手ペギー葉山が歌っていた。
その歌詞は
♪♫ 子供の頃ママにたずねました。大きくなったら美しい娘になるかしら？ママはこうこたえました。 ケセラセラなるようになるわ 先のことなど わからない ♪ と。
「ケセラセラ」とはスペイン語で「なんとかなるさ」という意味である。
では、Mrs.GREEN APPLE の「ケセラセラ」は何に対して「なんとかなるさ」と伝えているのだろうか？
また、また作詞者の大森はこの「ケセラセラ」にどのような想いをこめて制作したのか？
２０２３年日本レコード大賞Mrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」の歌詞の紹介とその歌詞に秘めた大森の想いを尋ねてみよう。
Mrs.GREEN APPLE の「ケセラセラ」の歌詞を紹介！
ケセラセラ
今日も唱える
限界？上等？やってやろうか。
愛を捨てるほどひまじゃないいつもAll right、all right
ここを乗り越えたら楽になるしかない
痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょっと和らいだりするんだよな
負けるな
今日も踏ん張って
固めた殻で身を守って
また諦める理由探すけど
ケセラセラ
今日も唱える
限界、上等、妬ましさも全部
不幸な矢が抜けない日でもAll right all right
食いしばっている
でもね、今日ちょっとだけご褒美を
わかっているけれど
私を愛せるのは私だけ
生まれかわるなら？
「また私ねだね。」
ひとりぼっちだと気づいても
繋がりは消えるわけじゃない
たまにがいいたまにでいい
ちゃんと大切だと思えるから
貴方の幸せを分けてほしい
悲劇の図鑑
私ってそう
仕方ないほど 自分よがり
バイバイ 幼き愛の日々
いいよもう願うは「はじめから」
べいべー大人になんかなるもんじゃないぞ
ツァラトゥストラ
ケセラセラ
今日も唱える
何のせい？誰のせい？
勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい そうさAll raight all right
乗り切ってみせる
ケセラセラ
今日も言い聞かせる
不幸の矢が抜けない日でもAll right all right
止まらないでいよう
だから 今日は
ちょっとだけ ご褒美を
笑える日は来るから
私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら？
「また 私だね」
バイバイ 無頓着な愛の日々
ファンファーレ喜劇的な「つづきから」
べイべー大人になるもんじゃないけど
ケセラセラ
バイバイ空っぽ器にヒビ
ファンファーレ明日も「つづきから」
ベイベー大人になんかなるもんじゃないけど
ケセラセラ
なるようになるのさ
ケセラセラ
「ケセラセラ」に託された作詞者大森の想いは？
「ケセラセラ」の歌詞には作詞者大森のどんな想いが込められているのだりうか。
この歌では、何度も「ケセラセラ」という言葉が繰り返されている。
「ケセラセラ」は歌詞のなかで全部で７回繰り返されている。
まず、歌の冒頭の部分で
① 「ケセラセラ」 今日も唱える
で始まり、２回目の「ケセラセラ」３回目の「ケセラセラ」の後も 今日も唱える と続いている。
４回目の「ケセラセラ」の後は 今日も言い聞かせる
５回目と６回目の「ケセラセラ」は前の部分に ベイベー大人になるんじゃないけど
と歌っている。
そして、７回目ラストで、「ケセラセラ」と終わっている。
「ケセラセラ」を７回繰り返しているのだ。歌詞の中にもあるように、今日も唱える と。
まるで呪文のようだ。
大森は、あるインタビューで日々の暮らしでグッとこらえなければいけない局面、肩を落とす瞬間が沢山あると思うけど、なるようになる、良いとか悪いとかではなく、なるようになる。というようなことをほのめかしている。
また、歌詞は、色々な人の気持ちを表現できるようにお芝居をやっているような感覚で歌い、あまり自分を投影させ過ぎずフラットに歌い、最後は多幸感のある歌い方を心がけたという。
「ケセラセラ」の心身に与える効果は？
２０２３年日本レコード大賞はMrs,GREEN APPLEの「ケセラセラ」に輝いた。
Mrs,GREEN APPLE の「ケセラセラ」は、今年多くの人に聴かれまた歌われた。
そして、「ケセラセラ」の歌詞は多くのひとに口ずさまれてきたことだろう。
２０２３年の日本レコード大賞をMrs,GREEN APPLE の「ケセラセラ」が受賞したことによって、今まで以上に多く人々の注目をあび、多くの人の耳に触れ、また口ずさむことになるであろう。
音楽がの人間の心身に影響を与えるということは、多くの研究によって実証されている。
良い音楽は、人の心と体に良い影響をあたえるのだ。
また、言葉の力というのもある。良い言葉もまた人の心と体に良い効果をもたらすのだ。
では、２０２３年日本レコード大賞のMrs,GREEN APPLE の「ケセラセラ」の歌詞の意味は心身にどんな効果をもたらすと考えられるのだろうか。
音楽はメンタルハックになる？
音楽が人の心身に影響を与えるということは様々な研究で明らかになっている。
生きていくことは、喜怒哀楽に出会うことでもあり、私達は日々様々な出来事に遭遇しそのたびに色々な感情が湧きおこる。
そんな日常の中、音楽は人の心に変化を引き起こすものでもある。
音楽は日常だれでもが、耳にし口ずさむことの出来るものである。
音楽には様々な効果があり、それを利用して自分の心の状態や行動を良い方向へと変えることが出来る。
その、自分でコントロールするテクニックや方法をメンタルハックという。
メンタルハックは、自分の感情や思考パターンを変えることで、自分の感情や行動に影響を与えるという考え方である。
メンタルハックには様々な種類があるが、その中にポジティブ思考、アファメーションというものがある。
ポジティブ思考は、物事がうまくいかないときや、自信がなく悩んでいるときに、気分があかるくなる、自己肯定感が高まる、ストレスに対処が出来るという効果がある。
また、アファメーションは、自分に対して肯定的な言葉を繰り返し唱えることである。それにより、自己肯定感が高まったり、自己イメージが改善されたりする。
「ケセラセラ」の歌詞の効果は？メンタルハックになるの？
メンタルハックとは、自分の心や行動を自分でコントロールするためのテクニックだ。
では、Mrs,GREEN APPLEの「ケセラセラ」の歌詞はメンタルハックになるのだろうか。
その答えか、YES であると言えるのではないだろうか。
生きていく中で、様々な苦境に立たされた時、もう駄目だ！ではなく、「ケセラセラ」なるようになるさ！という楽観思考はポジティブ思考につながる。
また、それを何度も繰り返すのはアファメーションになり、心の奥底に「なるようになるさ」という気持ちを定着させる。
歌詞の中で、
「私を愛せるのは私だけ
生まれかわれるなら また 私だね」
これも自己肯定感につながる。
「ケセラセラ」の歌詞は、それを聴く多くの人の心身を元気に幸せにする効果を持つといえるのだ。
２０２３年日本レコード大賞Mrs.GREEN APPLEケセラセラの歌詞の意味と効果は？まとめ
２０２３年日本レコード大賞にMrs,GREEN APPLEの「ケセラセラ」が受賞した。
この歌詞の意味は何なのだろう。その効果は何？心身に良い効果を与えるのだろうか？
「ケセラセラ」とはスペイン語で「なるようになるさ」という意味である。
楽観的なものの考え方である。
歌の中で、この「ケセラセラ」は、７回も使われている。
この歌を聴くものは、１度聞くと７回も「ケセラセラ」を聴くことになり、歌うものは７回も唱えることになる。
何度も何度も「なんとかなるさ」と繰り返すことによって、悩むことが軽減し、平常心となり困難を乗り越える力がわいてくる。
また、「生まれかわれるなら またわたしだね」
この歌詞も何度も聴き歌う中で、アファメーションになると言える。
アファメーションは、自己肯定感、自己イメージを高める効果があるのだ。
２０２３年日本レコード大賞Mrs,GREEN APPLEの「ケセラセラの」歌詞の意味は「なるようになるさ」というスペイン語で、楽観的でポジティブ思考の言葉と言える。
この歌の歌詞は、自己肯定感を高め不安を軽減しストレス社会の現代を生きる多くの人に生きる活力を与えるといえるだろう。
