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音読と黙読の効果と違いについて!脳に与える影響も紹介

音読・黙読の効果と違いについて!脳に与える影響も紹介

本を読む読み方に、大きく分けて音読と黙読という2つの読み方があります。

音読とは、読んで字の通り文字や文章を声に出して読む読み方です。

黙読とは、文や文章を声を出さずに目で読む読み方です。

音読と黙読の違いは、声を出して読むか声を出さずに読むかということになりますが、それぞれの効果や脳への効果は違うのでしょうか。

文字や文章を読んだとき脳は活性化することが脳の研究で明らかになっています。

それは音読でも黙読でも言えることですが、特に音読は脳が活性化する範囲が大きく、また強く効果が大きいことが分かっています。

音読は脳の活性化に広範囲に強く働きかけますが、特に前頭前野に強く働きかけるのです。

前頭前野は、脳の司令塔にあたる重要な部分です。

その働きは、思考、創造、意図、情操を司ります。物事を考える力や、アイデア、意欲、集中力、心や行動の制御、などに強く関わり「人間を人間たらしめる」部分です。

この記事では、音読と黙読について、その効果と違いを脳への影響を交えてご紹介させて頂くとともに、音読、黙読の脳への影響から期待されることについても触れさせて頂きます。

 

音読・黙読とは何?その違いも解説!

音読・黙読の効果と違いについて!脳に与える影響も紹介

音読と黙読は脳にとても良い効果があるのです。

音読は文や文章を声に出して読む読み方です。

音読で使うのは、目、口、耳です。文字や文章を目で読んで、口から声に出す。そして自分の耳を通して聞いています。

音読することで、言葉を覚え、言葉や文章に慣れ、使い方も自然に身についていきます。

また、音読は脳の広範囲に強く働きかけ脳を活性化する効果があることが研究で明らかになっています。

声を出すために、唇や舌も使うので口の機能の改善にもつながります。

黙読は主に目を使って読みますが、その時脳の聴覚野も動いていることが研究で分かっています。

黙読も音読ほどではないのですが、脳を活性化する効果があるのです。

音読と黙読について以下の点についてまとめてみます。

  1. 音読の効果は何?音読で気をつけることはあるの!
  2. 黙読の効果は何?人はどんな時に黙読するのか!
  3. 音読と黙読の脳への影響について

 

 

音読とは何?音読で気をつけることはあるの!

音読は声に出して文や文章を読むことです。

小学校で、音読の経験は誰でもある事でしょう。

一人の人間が言葉を習得するとき、まず声に出して読むのです。

声に出すということで、言葉に慣れ、言葉を理解し文の流れを自然に覚えます。

それによって、言葉の意味を感覚でつかんだり、言葉のテンポをリズムのように感じとることが出来ます。

人類の長い歴史からみても、音読の習慣が黙読のより先にあるのです。

一般的に識字率が低かった頃、文字を読めるものが文章を読み上げそれをみんなで聞くという形が長い間続いていたのです。

現代のように黙読が普通に行われるようになったのは、近代以降のことでグーテンベルクの印刷機の発明で大量に出版物ができたことと、教育の普及により識字率が上がり、一般の人が本を読めるようになってからのことなのです。

近代以前は音読が盛んでしたが、現代は音読はいつでもどこでも行えるわけではありません。

音読で気をつけなければいけないことは、周囲の環境に配慮するということです。

周囲の迷惑にならない環境の下で、適度な声の大きさで音読する配慮が必要です。

 

黙読はどんな時にするのか?その効果は?

言葉の発達の面からみて、音読の後に黙読への移行があります。

それは、一人の人の成長から見ても音読のあとに黙読することが出来るようになりますし、また、人類の長い歴史からも音読の文化の後に黙読の文化があります。

黙読は、どんな時にするのでしょうか。人は成長していくとほとんどの活字を黙読します。

また、色々な情報も黙読で得ていますし、文学作品なども黙読します。

黙読は自分の内面へ向かうこととも言えるでしょう。書かれている文章を深く理解したいときに、何度も繰り返して読んだりします。

黙読は、深く考えたり、深く読み取ったりするときに効果的です。

また、黙読はどこでも出来るという容易さがあります。

 

音読と黙読は脳にどのように影響するの!

音読と黙読の脳への影響はどうでしょうか。

人間の脳の仕組みを研究する川島隆太氏によりますと、黙読をしているとき脳の視覚野、前頭前野、聴覚野が活性化するとおっしゃっています。

注意深いことは、黙読していても聴覚野が活性化していて、人は黙読していても心の中で声を出し聞いているというのです。

黙読すると、脳の神経細胞は活性化し脳の血流が高まっていくというのです。

では、音読ではどうでしょうか。

黙読でも脳は活性化するのですが、音読では脳の活性化する範囲が広がり、しかもより強く活性化するというのです。

また、脳の構造自体も変化することが分かっています。

 

音読・黙読の脳への効果から期待されることは何?

音読・黙読の効果と違いについて!脳に与える影響も紹介

音読・黙読は脳を活性化し脳の機能自体も変化させることが研究で明らかになっています。

それは、特に音読に強く効果が表れるというのです。

黙読にも脳の活性化は見られますが、より強く音読は効果があるというのです

音読が脳を広範囲にしかも強く活性化するという研究結果は、単に音読と黙読を比較したことにとどまりません。

驚くことに、川島氏によると、脳の活性化に関する数百の研究をした中で、その中で最も強く脳が活性化したのが「音読」で、それ以上に脳を活性化する実験は見たことがないとのことです。

音読をすると、脳の70パーセントが活動し始めるというので、音読は物凄い効果が秘められていることが分かります。

 

音読・黙読によって脳はどう影響するの?

音読・黙読によって脳がか活性化するということが研究で明らかになっています。

文字や文章を読むということは、脳を活性化するのです。

そして特に、声に出して読む音読は、脳の神経細胞を一斉に活性化し、脳の血流がどんどん高まって大脳全体が活動し始めるというのです。

この音読の効果は、脳の仕組みを研究する川島隆太氏によりますと、脳の活性化に関する数百の研究の中で最も強く脳が活性化したというのです。

脳を最も活性化させるのが、音読だというのです。

では、音読で脳のどの部分が一番活性化されるのでしょうか。

それは、額のすぐ後ろにあるという前頭前野といわれるところです。

人間の脳と動物の脳の大きさを比べると、前頭前野の大きさが大きく違うといいます。

人間の脳は、大脳の30パーセントを前頭前野がしめ、チンパンジーは7~10パーセントといわれています。

前頭前野はとても重要な脳で、脳の中の脳と言われているのです。

前頭前野が号令を発すると脳の他の機能も働きだすので、脳の司令塔と言われてもいます。

 

音読・黙読によって活性化される脳・前頭前野とは?

音読・黙読によって脳が活性化されます。

特に音読の脳への影響は、大きく数百の研究の中でも最も大きいことが明らかになっています。

音読により、前頭前野が特に活性化します。

では、前頭前野とは一体どのような働きをするのでしょうか。

前頭前野は、「人間を人間を人間たらしめる」最も大切な働きをします。

前頭前野は、「考える」、「記憶する」、「集中する」、「アイデアをだす」、「判断する」、「やる気を出す」、「感情をコントロールする」などに関わっていて、頭の良さだけでなく人格を形成する根幹を担っているのです。

前頭前野は、考えたり、物事を記憶したりアイデアをだしたりする知的な側面だけでなく、人間が生きていくために重要となる感情の側面、やる気、感情のコントロールも司っている部分です。

こう見てきますと、音読が人間の知的側面にも感情の側面にも大きく効果を発揮することが分かってきました。

その効果は、子供から老人までに及びます。音読により知的にも精神的にも発達することは、認知症の予防にも繋がりますし、やる気を出すことは人生を充実させていく上でとても大切です。

 

音読・黙読の効果と脳への影響のまとめ

音読・黙読の効果と違いについて!脳に与える影響も紹介

言葉を学び始めたころ、人は音読を主にしていました。子供の言葉の習得では、音読は欠かせないものです。

それは、人類の長い歴史でも一般的だったのは音読で、黙読が一般化したのは近代以降の事です。

音読は、言葉を習得するのに効果を発揮します。言葉を声に出すことで自然に覚えられるのです。

黙読は、熟読したり深く考えたりするのに効果を発揮します。

また、音読・黙読は脳を活性化する効果があり、特に音読はその効果は大きいといえます。

音読の効果は、知的側面、精神的側面にも及び、それは子供から老人までと幅広い層に期待できます。

音読・黙読は、人間を人間たらしめることに繋がる大切な活動といえるのです。

特に音読は、脳の前頭前野の働きを活発にする凄い効果があります。

子供から成人、老人に至るまでのすべての年代層に効果の大きい音読を、日常生活で実践することで、心身ともにより充実した毎日を過ごすことが期待できるのではないでしょうか。